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大阪から関東に左遷されたあほんだらの自転車旅行記

美しい台湾(環島)一周サイクリング10日目 瑞穗~花蓮

 
サイクリングには思考を冴えさせるロジックが組み込まれている。
脚と筋肉を活動させることで交感神経が働き、変わらない風景が余計な情報を持ち込まない。
考え事や、ブログの内容の文字化など驚くぐらいに捗る。
だが、ひと段落するとすっぽりと抜け落ちる。
 
3/10 瑞穗
 
明朝7時半、けたましく鳴り響くアラームを黙らせると、ビタビタビタァ!
と打ち付ける水音がカーテンとガラスウィンドウを隔ててなおクリアに聞こえた。
外を見るまでもなく厄日であることを直感する。
 

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私は嘘やヤラセが嫌いなのでハッキリと言うが花蓮まで輪行した。
つまりこの旅の70kmを丸々ショートカットすることとなる。
 

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まぁしかし全く漕がないのもどうかなと思ったわけで、13kmほど漕ぎ端穂駅までは濡れながら行くことにした。
ずぶ濡れになり駅に着いたのが9時半、しかし次の電車の到着は2時間半後であった。
 

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そういえばなんやかんやで台湾の鉄道に乗るのは初めてである。
70kmもの距離を快速で行くのだが、料金は500円もしなかった。やはり交通インフラの安さは評判通りである。
 

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そして快適性の悪さも前評判通りであった。
揺れるのなんの、ドア近くに立っていただけだが何度も後頭部をガンと壁にぶつけた。
 

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高速で流れていく外の風景に目をやる。本来今日自分が走るはずだった道である。
詳細は不明だがやたらと緑が多かった。いったいどんな道を走る予定だったのだろう。
 
疲れた移動を終え降り立った花蓮岐阜県高山駅に似ていた。
腹の虫が鳴っていたのでパン屋へ。
 

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このネギを乗せたパンが台湾のパンでは最も美味しかった。
 
ドミトリーに荷物と自転車を預けひとっぷろ浴び、もう一度外に出るとまだまばらに雨滴が屋根から浸っていた。
 

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近くに本屋さんがあるそうなので行ってみることに。屋根を意識した徒歩ならそこまで濡れない。
 

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日本で売っている書籍の翻訳版や、日本の観光情報雑誌などがよく目に付いた。
観光雑誌では今月は三重県を推していた。
渋いチョイスだ。
 
 

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変な知識持った台湾人を送り込むのやめてもらえないかなぁ。
 
本日はここまで
 

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