クロモリフレームが割れた話【諦めないで】
\ゴッキイイイ!!!!!/
2年ほど乗り回した私のクロモリフレームから悲鳴のような炸裂音が響き、その後確認した際には手遅れであった。
鋼。
フレームに使われる金属ではもっとも堅いと言われているクロモリだが
リアディレイラー取り付け部分が完全に決壊していた。
もはやステージ4の末期であり、私の小手先延命治療ではどうにもできない、大学病院送りレベルの大けがに私はすっかり意気消沈した。
もしかしたら買い替え案件かもな。最悪の事態を想定し覚悟を決めた。
ちなみに当方のフレーム
cinelli Super corsa
はフレームだけで30万以上する、端的に言うと「いいヤツ」です。
愛着もあるし出来るだけ足掻いてから諦めたい。
とりあえず馴染みの深い住之江のスポーツバイクショップへ。
ちなみにフレームもここで買った。
「んーー寿命じゃないですかねえフレームの、買い替えた方がいいっすよ。」
返ってきたのは暗い深い穴にFall Outしていくような絶望的な言葉だった。
いや、諦めない。
調べたよそりゃ、寝る間を惜しんで。
ビルダー。
この結論に至った。
ビルダーとはフレームを製作する、いわば自転車屋というよりも製鉄所である。
一縷の望みを託しビルダーとのつながりの深いクロモリサイクルショップを訪ねた。
写真を見せると
「見積2万5千円くらいになりそうです」
助かる。
助かるのだ。
30万が2.5万になるのは安いだろう。
ー2ヶ月後ー
新居に送り込まれてきたフレームはほんの少しばかりのマイナーチェンジを施されていた
なるほど、別途で取り付けのパーツがあるわけだ。
本当に丁寧な仕事をしていただいた。
別紙には注意事項とアドバイスが。
はあ・・・ペイントですか・・
いよいよ塗装にまで手を出すことになりそうだ。
次回、塗装編