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大阪から関東に左遷されたあほんだらの自転車旅行記

美しい台湾(環島)一周サイクリング 2日目 新竹~台中

 
写真見ても、話に聞いても、その目で確認せねばわかり得ないことは沢山ある。
世界はそんなもので満ちている。
世界基準で見れば私は0.002も知らないだろう。今日はそんなお話。
 
 
 
本日は新竹市から台中
 

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起きたら違う国にいた。
おはようございます。
体調は良くなっている、薬のせいか昨日かなり睡眠をとったからかか定かではない。
 
本日は環島1周の公式ルートでもある1号線と31号線を使って向かう。
自転車専用レーンも用意されており、原付も市街に比べて少ない。
悪いのは天気だけである。
 

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東海岸線の縁にスラっと道を引くのが31号線である。
視界に入るスポーツバイクの数がメキメキと増えた。
やはり地元民はこちらを走っていたか。
若干の逆風にも関わらず、驚くべき速さで巡行していた。
度々見受けられる風力発電機はクルクルと一定のリズムを刻んでいた。
 

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道中賑やかな屋台があったので寄り道をしてみる。
それっぽいアジアの神社、
台湾に来たなという気分にさせる。
 

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見たことも聞いたこともない食い物が売っていたので試しに一つ買ってみる。
饅頭でもないパイでもない、なんだこれは…美味いが水分は全て持っていかれた。
 

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70kmほど南下すると高美野湿原
天気が悪いにも関わらず結構な客入りであった。
 

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晴れていればさぞ展望が良かっただろうな。
サンセットが魅力的らしい。
政府が直々に生物保護区としている場所で、人が降り立って良い湿地といけない湿地で分かれていた。
降り立ってはいけない湿地ではカニや貝などの生物がイキイキと蠢いていた。
降り立っていい場所では犬の散歩をさせている者もいた。
 

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ここで1回目のパンク。
タイヤが抉れているが大丈夫だろうか、ガムテープで補修できると聞くが今回は放置。
 
昼飯がわりに出ていた屋台で人生初の小籠包を食うことにした。
一個目、餃子のカリカリをなくした感じか…?悪くない
2個目、いや違う、この汁感、語彙力無視でヤバい。
旨すぎる。
噛む必要は無い、口に入れた瞬間汁が向こうからやってくる。
 

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高美野から東へと進むとだんだんと街並みは栄え始めた。
 
ここから12号を使い東へと行けば無事台中市街へと入るのだが、ここで寄り道を。
あえて少し南下し向かった場所は彩虹眷村と呼ばれる観光地
台湾ガイドブックでは必ず掲載されている場所であり、世界各国から観光客がインスタ映えを求め足を運ぶ。
村が名前の後についているためもう少し大規模なモノ、民族的、歴史的に趣のあるものだと思っていた。
 

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しかしその実態は大阪のキッズプラザの遊具となんら変わりのないものであった。
蛍光灯に群がる虫の如く、こんなもののためにこんなにも集まっているのが理解し難かった。まぁ私もその集まっている1人なのだが。
写真で見た時は少し興味を惹かれたが…やはり信じられるのは自分の目のみである。
 

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むしろ横に停めてあったスラムダンクタクシーに気を引かれていた。
 

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台中市は日本で例えるなら名古屋っぽいなという印象。
小籠包しか食べていなかったため、まだ夕方前にも関わらず腹の虫が鳴いていた。15kmほど走ると台中最大の夜市、逢甲夜市に到着。
 

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食事屋台はもちろん怪しげなガラクタやファッション、ピアスなどさまざまなジャンルがミックスされた小さなアメ村に来たような気分にさせてくれる。
歩いているだけで楽しい。
 

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食べたのは台湾版のバイキングおでんのようなもの。ダシがおそらく鶏ガラ。
そして小籠包10個80元、本日二箱目だがペロリといける。病みつきになる。
 

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鶏肉飯60元、漢字のままである。甘ったるいタレに鶏肉。
もう少し鶏肉多くしてくれよというクレームは心に留めず日本語でボソッと言う。
 

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イチゴ50元という安さなので買ってしまった。
練乳をぶっかけ召し上がる。
期待を裏切らない旨さだ。
 
夜市で腹を満たしたところで本日の宿に、とその前に宮原眼科へと寄っていく。
 

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無論眼科ではない。
デパートである。
2Fはレストランなので食事しないなら入ることができない。

 

日本人対応の店員さんもウロウロしているのでリフレッシュに話すのもいいかもしれない。何も買わずカメラだけ構え去る。
 

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今回も前日同様back packer用のドミトリーに泊まる。
前日泊まった宿では流暢に英語を話していたが今回のは英語すらままならないようでかなりチェックインに苦労した。
 
8八人部屋には台湾の子供たむろしており夜11時まで騒がしかった。私は布団の中で爆音の舌打ちをし、イヤホンで聴覚を塞いだ。
 
本日はここまで
 

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