AHONDARer

大阪から関東に左遷されたあほんだらの自転車旅行記

ひとりぼっちの自転車日本縦断 Part9(Final)【佐多岬~大阪】

前記事

cinelli.hatenablog.com

 

 

11月1日 鹿児島県佐多岬ホテル→鹿児島県鹿児島市

 

f:id:smilechiruchiru:20190523192348p:plain

▲本日の旅路

 

起床。

清々しいほど熟睡し、日の光を浴びたのが7時半。

 

f:id:smilechiruchiru:20181229004437j:plain

 

佐多ホテルキャンプ場はご覧の通り。

テントは頑張って張っても4つ程度が限界だろう。

 

向こうに見えるのが昨日お世話になったホテル。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202022928j:plain

 

1夜を共にしたキャンプ仲間からカットフルーツをいただいた。

こんな優雅な朝食は初めてだ。

 

さて本日は来た道をとりあえず引き返し、フェリー乗り場まで。

 

1000円ちょっとの約1時間の航海で薩摩半島山川へ。

そこから226を北上し鹿児島市へと向かう。

 

特に書くことも撮った写真もないので割愛。

 

 

鹿児島市街は我々本州民の想像を遥かに上回る繁栄具合を見せており、路面電車がレトロと近未来の見事な調和を魅せていた。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202022842j:plain

 

f:id:smilechiruchiru:20190202023013j:plain

 

街から程ない場所にシンボルのようにそびえる桜島が美しい。

本当にいい土地だ、住める。

温泉につかり、キャンプ地が近くにないので24時間マクドで読書して凌ぐ。

 

 

 

 11月1日 鹿児島県佐多岬ホテル→佐賀県佐賀市

 

f:id:smilechiruchiru:20190523194532p:plain

 

起床(マックで)

今日は佐賀まで。

とはいっても距離的には250km近くあるので端折ります。

 

鹿児島駅から始発で輪行熊本市の少し南、川尻駅で降りる。

 

初熊本の市街を走りつつ北上、佐賀市西のバルーンフェスタ会場近くまで向かう。

特にどでかい山もなくぼちぼちと距離を詰める。

 

 

 

 

とは言っても本当に書くこともない。208を北上していく。

佐賀県内に入った時には辺りは暗くなっていた。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202230255j:plain

 

 

 

カッコイイ橋と日没。

佐賀バルーンフェスタ会場近くの我らのジョイフルに着け一夜を凌ぐ。

2日連続横になれない就寝が続く。が、これも最後だ。

 

f:id:smilechiruchiru:20190523194729j:plain

 

 

 

 

11月1日 佐賀県佐賀市→福岡県福岡市

 

f:id:smilechiruchiru:20190523195518p:plain

▲本日の旅路

 

起床(ジョイフルで)

 

なんと朝5時、肌裂けそうなほど寒いが河川敷に向かう。

早朝にもかかわらず車は駐車街で列をなしており、寒そうに体を抱く子供や、眠そうに目を擦る大人がそろそろと歩みを進めていた。

自転車をその辺に止め、バルーンの撮影に適した位置まで移動。

佐賀バルーンフェスタ

私は2年連続2度目の参加となる

 

f:id:smilechiruchiru:20190202230443j:plain

 

黒い三脚と一眼がカラスのようにズラッと並ぶ早朝の河川敷。

私のように遠方からこのためだけにすっ飛んできたカメ子も多いことだろう。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202230513j:plain

 

場所取りをミスり常にススキが写りこむ状態に

 

白い吐息を吐きながらカメラの設定を弄りバルーンを待つ。

人も多くなり始めた頃合いで元気なアナウンスと共にカラフルなバルーンが白昼の元に。

 

 

f:id:smilechiruchiru:20190523200634j:plain

 

パシャパシャとシャッターの音が反響する中、私もカメラを構える。

何度見ても生での景観は素晴らしい。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202230720j:plain

 

f:id:smilechiruchiru:20190202230836j:plain

 

f:id:smilechiruchiru:20190202230918j:plain

 

f:id:smilechiruchiru:20190523201047j:plain

 

 

中々多くのバルーを枠内に収めることは難しく、技量が問われる。

規模と人口に反してトイレは少なく、ヤバイと感じたときにはもう手遅れと思った方が良い。

 

日が照り周りに人が増え活気づくと同時に徐々に気温も温もりを帯びていった。

4時間ほど撮影に興じると、バルーンフェスタ朝の部はひと段落したようでカタストロフィ的空気を醸し出していた。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202230956j:plain

 

f:id:smilechiruchiru:20190523200934j:plain

 

今年は去年よりも体感時間は早かったななんて思いつつ、河川の側に停めておいた自転車に跨る。

 

北東方面に走らせ福岡を目指す。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202231050j:plain

 

内陸を抉る佐賀→福岡間は山々に阻まれており、恐らくこの旅最後の峠越えである。

これぞ伏兵と言わんばかりか、地味にキツイ坂が続いた。

 

f:id:smilechiruchiru:20190202231128j:plain

 

福岡佐賀県

中々トレーニングによい263号であった。

 

そして到着した福岡市で1泊

ここでSBホークスが日本1を決めた。

ショックを引きずり輪行で大阪に帰ったのであった。

 

f:id:smilechiruchiru:20190523201408j:plain

 

 これで本当におしまい

かれこれ日本最北端と九州最南端は達成

自転車で日本を縦断できました

 

f:id:smilechiruchiru:20190523202630j:plain

 

f:id:smilechiruchiru:20190523202302p:plain

▲旅路全貌

 

距離としては約3500km

かかった期間37日

 

読んでくださった方(いるのか?)本当にありがとうございました